「めめめのくらげ TRADING CARD GAME - ふれんどバトルα」は、村上隆の同名の映画の世界観を下敷きにしています。
「ふれんど」と呼ばれる不思議な生き物を持つ子供たちや、新しいエネルギーによる世界支配を企む四人衆。物語の中で重要なキーとなる「負のエネルギー」を、ルールの中でも使い、瀕死のプレイヤーが起死回生の一手を打てる、いままでにないバトル概念をつくりました。ルールの理解はけっして難しくないけれど、「ダメージを与えることが、かならずしも有利ではない」という、「いままでのゲームの概念では勝てない」新しいゲームです。
可愛かったり、おもしろかったり、ちょっとこわかったり、いろいろな姿を表情を持つ「ふれんど」は、すべて村上隆によるオリジナルキャラクター。1枚1枚のカードの作画も、村上隆とカイカイキキ作画チームが総力を結集してつくりあげました。
季節は夏のはじめ。郊外に引っ越してきた小学生6年生の草壁正志は、くらげの形をした不思議な生き物に出会い「くらげ坊」と名付ける。新しい学校に行くと、都雲市の子供たちはみんな自分だけの不思議な生き物「ふれんど」を持っていて、一緒に遊んだり、ふれんど同士を戦わせたりしていた。
孤独な少女・咲の毛むくじゃらで大きな「るくそー」のほか、カエルのような「ユピ」やおさるさんそっくりの「うっきー」、鋼の頭の「しもん」や7cmしかない「メガロッコ」など、個性的なふれんど達に混じって、「くらげ坊」は正志のふれんどになる。しかし、このふれんどたちは、あやしい研究に取り組む黒マントを着た四人衆が、子供たちから「負のエネルギー」を集めるための秘密工作だった。そして、ついに四人衆が、魔法陣を使って異次元から最強の悪のふれんど「オーバル」をこの世に召喚してしまう。
破壊神オーバルと、子供達の持つ小さなふれんど軍団の闘いが今はじまる!